終焉を迎えるビジネス系YouTuber これからのYouTubeの未来予測
こんにちは!ジェイです。最初に注意したいことは、~オワコンだもう稼げないとか~の時代は終わったからもうやめた方がよいという意見ではありません。
いつの時代もよくありますが、例えばブログ自体もオワコンだって言われ続けて、何年も経っていても、まだまだ稼げるし、YouTubeが終わりだということではありませんが、1つの大きな時代の節目にきていると感じる象徴的な出来事がありました。
それは大手ビジネス系YouTuberイケハヤさんのYouTube卒業です。
ビジネス系YouTuberが厳しい理由
主に厳しい理由は以下です。
1.情報が拡充された(誰でも同じような内容が発信できる)→有名な人の発信を見ればこと足りる
2.ユーザーが情報に飽きた
3.広告費が減少傾向で稼げない
広告費が減少してる事については、ビジネス系YouTuberだけではないのですが、1と2の理由はかなり顕著に表れています。
よく使われる言い方でいうと「正解がコモディティ化している」といったところです。コモディティ化というのは、類似サービスが同時に販売されることでサービス間の差がなくなり、市場価値が低下することです。
YouTubeアルゴリズムに最適化すると、結局のところ「同じ動画に行き着く」という感じになります。
こんな感じで仲良しって感じはするのですが、マナブさんの言葉を借りると「YouTubeアルゴリズムに振り回された結果、自分の「色」みたいなものを失っていました」と言っています。
YouTuberの客層による縛り
YouTubeの客層については以前書きましたが、結論は初心者向けの動画しかまったく見てもらえないということです。
イケハヤさんの動画では文字が読めない人がいるということでびっくりしましたが、私もYouTubeとブログを両方をやっていて、プログラミングの質問をよくいただくのですが、私が思っていた以上にやばい状況だと思い知らされました。(煽りではなく)
YouTube経由でくる質問のレベルの低さに愕然としたくらいです。具体例をあげるといきなり「動画で見た画面が見えなくなったのですがどうすればよいでしょうか?」←こんな質問が当たり前のようにきます。
ほんとにこの一言だけで、どの動画でどの画面が見えないのかすらわからないので、教えようがありません…
一方ブログから受ける質問の方は、YouTubeから来る質問よりもまともな質問が多くて、優秀な方もいらっしゃいました。
知りたいことをテキスト検索して、たどり着くという能動的な客層に対して、関連動画で受動的に見ることが多いという客層の違いは思った以上に大きいです。
このことから質問をするのにも最低限の知識が必要ですが、それにも達してない人達が想像以上に多いというのがわかりました。プログラミング学習で質問する際に気を付ける点については、以下の記事でとりあげています。
ゲーム制作系YouTuberの市場予想について
結論からいうと、私自身の畑のゲーム制作系YouTuberはどうかというと、登録者数や再生回数などでいうと、逆にまだまだ伸びしろだらけだと思います。(金を稼げるとは言ってない)
しかし、YouTubeというプラットフォーム事態は、教育やビジネスなどコンテンツよりも、エンタメ向きなために、面白い動画や過激な動画の方が再生数が上がりやすい特徴を持ってます。
最近爆伸びしているヘロンの数学 Heron’s mathはテトリスを作る動画が爆裂にヒットして、40万再生という結果を叩き出し有名になりました。
さて、このヘロンさんのチャンネルを見てると面白い結果がわかります。

合計動画数20本という事で驚異的な伸び方ですが、あきらかにJavaScriptの講座とガチ目の数学の勉強要素だけが強い動画は再生数が低く、ゲームプログラミングを基準にエンタメ要素が入っている物が再生数が多い特徴があるということです。
これはYouTubeの特徴がよく反映されている結果だと思います。
これからの取るべき戦略
結論からいうとコンテンツを作る限り、「有益であるか」「面白いか」のどちらか1つか、あるいは両方持っているかでないと見てもらえません。
私自身は、エンタメ要素で勝負する気はまったくないので、YouTubeで学びを提供するのはやめます。面白要素を入れないと戦えない土俵では勝てないからです。伸ばすことはまったく考えずに、ゲームの進捗動画とデバッグ配信をひたすら続けるだけにします。
ブログをメインに電子書籍の出版やBrainやcodecで記事の販売を視野に入れて、一番の野望はゲーム内で仮想通貨を取り入れて、現実のように暮らしていける世界を作るという夢があります!
それには一人ではできない作業を協力してもらうために、YouTubeでのデバッグ配信する事が必要になるので、今協力してくれているリスナーのみなさんの力が必要なのです!
終わりに
ビジネス系YouTuberが衰退期に入ったのを期に、自分の畑のゲーム制作の分野も考えてみました。他にもお金や再生数やチャンネル登録者数を増やす以外の使い方もあると思います。
これを機にあなたに合ったメディア戦略を立てていただけたら嬉しいです。
今回の使用したフリーアイコンは勘。(そらな)@kan11100730さんからお借りしました。